スペーシアXに乗るときに気になるのがコンセントの有無。社内ではスマホやタブレットの充電ができればバッテリーの消耗を気にせず、降りたあとの観光も気にすることがなくて大変便利ですよね。
この記事では、スペーシアXの魅力と一緒にコンセントの有無や意外な落とし穴をご紹介します。
この記事がスペーシアXに乗る際の一助になれば幸いです。
スペーシアXの魅力
スペーシアXは2023年7月15日にデビューしたばかりの新型車両で、東京・浅草と栃木県日光市をつなぐ新型特急列車です。
豪華さと快適さで知られており、広々とした車内空間は魅力のひとつです。新型車両とあって最新鋭の車内外の設備や装備があり、バリエーション豊富な6つの席種が用意されています。ソファ席もあり高級さを感じられます。
観光や移動など、利用目的に合わせて6つの席種から最適な座席を選べます。
車内にはカフェラウンジもあり、長時間の旅行でも快適に過ごすことができるように考慮されています。スペーシアXは観光特急としての快適さや豪華さを追求しており、沿線観光の復活に向けた起爆剤として国内外の旅客を取り込むことを目指しています。
スペーシアXのコンセントの有無
スペーシアXには、全座席にコンセントが設置されています。スマホやタブレットなどのモバイル機器の充電や、ノートパソコンなどの電源として使用できます。
コンセントがあることがわかっていればスマホやタブレットのバッテリー残量を気にすることなく、出先や観光地でも快適に過ごせますね。
コンセントの位置は座席によって異なります。
スタンダードシート:座席横
スタンダードシートボックスシート:窓側カウンター下
プレミアムシート:座席肘掛け下
コンパートメント:窓側ライト下
コックピットラウンジ:窓下
コックピットスイート:運転席側ライト下?
全シートにコンセントがついていると安心できますね。
スペーシアXのコンセントの落とし穴
スペーシアXのコンセント事情で注意すべき点は、一部のシートでのコンセントの数です。
実際に乗車してから気付きましたが、コックピットラウンジのコンセントは2人席では1つ、4人席では2つしかありません。つまり3口のコンセントタップなどがないと、全員分のスマホやタブレットの充電ができないということです。
コックピットラウンジの4人席で4人分のスマホやタブレットを充電したい場合は、コンセントタップを持ち込むといいでしょう。
席を確認できませんでしたが、コックピットスイートやコンパートメントもコンセントが少ない可能性があります。
座るところからコンセント位置が遠い可能性もあるので、タップ以外にも延長コンセントなども持ち込んでもいいでしょう。
スペーシアXに実際に乗ってみた感想
先日、日光と鬼怒川に旅行に行った際にスペーシアXに乗ることができました。
行きはプレミアムシート、帰りはコックピットラウンジを利用しました。
デビューしたばかりの新型車両だけあって、予約は一苦労でした。9時から予約開始だったので9時打ちをしましたが、行きのプレミアムシートを予約できたのは奇跡といってもいいかもしれません。
ロゴがかっこいいですよね。
すっきりとしたスタイリッシュな面構え、コックピットラウンジの窓にも「X」のデザインがあしらわれています。
続きまして車内の写真を公開します。
スペーシアXに乗れた事自体に興奮していたことと、満席だったためひとが座っているところを写真に撮ることがためらわれたので、少なめですみません。
車内を歩いたところ、行けるのはコンパートメントの車両の手前までで、コンパートメント車両の前にはコンシェルジュがおり中に入るのは止められてしまいました。
写真の許可を聞いたところ「ひとが映らないよう配慮していただければ大丈夫ですよ」とやさしく教えていただき、コンパートメント車両手前から撮ったものが右の写真です。
プレミアムシートのリクライニングは新幹線のものと違い、うしろの人を気にせずに倒せるよう座面が先に移動する仕様になっていました。これはすばらしい。うしろの人を気にせず倒せるのはとても快適でした。シートもふかふかで心地よかったです。
コックピットラウンジのシートはソファ仕様なのでリクライニングはできませんが、それが気にならないほど広々としたソファでした。
靴を脱いで疲れた足を休められるほどの広さです。
中には4人シートを2人で利用しており、横になっているひともいましたね。うらやましかったです。
スペーシアXのコンセント事情まとめ
この記事では、スペーシアXのコンセント事情についてご紹介しました。
- スペーシアXは全席コンセントあり
- プレミアムシート、スタンダードシートは個別にコンセントあり
- コックピットラウンジは人数分のコンセントはない
コンセントの数がわかっていれば、大人数でもスマホやタブレットの充電にも困ることはありません。
スペーシアXで快適な移動時間をすごしていただき、日光・鬼怒川では楽しい観光時間をすごしてくださいね。
コメント